パイオニアの現在の親会社はアメリカのPAC(KiipschのSPなど作っているオーディオ
メーカー)で、設計開発は大阪(元オンキョー・パイオニアの技術者約80名が在籍)に
あり、製造はマレーシアのシャープの工場、販売・修理はティアックとの事・・・
長い歴史と技術を持つ会社が無くならなくて良かったと言うか業界の衰退が悲しい^^;
アバックさんで「パイオニアVSA-LX805の2種の音場補正技術の比較試聴イベント」に
行って来ました・・・
「Dirac Live」はスェーデン発のデジタルオーディオ補正技術で海外では音場補正の
主流になっている様? 車内の音場補正から始まり、今では室内音響まで手がける。
マイクでスマホに取り込んだ膨大な実測データを本国に送り解析算出した補正データを
AVアンプに送り返すというもの?
主に反射音を押さえているそうだが結果的に位相のズレも抑えられ、出てくる音は低音
が非常に力強い。
有料オプションの「Dirac Live Bass Control」はサブウーハーまで補正。
「MCACC Pro」通常の音場補正の距離や角度の補正に加えSPユニット自体の位相のズレ
や部屋全体の位相、ソフト自体の位相のズレや反転にフラッターエコーまで補正する
パイオニアの伝家の宝刀「フルバントフェイズコントロール」
位相のズレは部分的な音の強調や打ち消し合いがおこり音楽の躍動感、低域の力強さが
落ちてしまう。
今後は「Dirac」採用メーカーが増えるのか? 自社の補正技術にパイオニアの様な位相
補正まで加えてくるのか AVアンプの音場補正も発展の余地が有りそう?
使用機材の中には噂のチャイナUHDプレーヤー900も有りました。
イベントのお土産ガチャはオンキョーの過去の製品のミニチュア「CP-490F」プレーヤー
でしたがアイテムは5種類で、70年代に自分も使ってた高速ダビングデッキ「TA-W880」
もあった様?
昼食はイベント会場近くの「漬け牛カツ重」カツも付け合わせも自分には味が濃過ぎて
食べきれませんでした^^;