恒例のアバック冬の池袋イベントに行ってきました。
今回はお目当てが「ドルビーアトモス」でプロジェクターはスルーし、まずは
入口から一番、近いYAMAHAのRoom2へ・・・
RX-A3040のメインchにプリメインのA-S3000を使用、今回も敢えて天井への4本の
SPは設置無しでフロント、リアのプレゼンスSPにアサインさせてのドルビー
アトモス再生でしたがこれを聴いたら無理に天井設置を考える必要はなさそう?
ドルビーアトモスは天井にSPが無くてハイトSPがある場合、環境に合わせての
レンダリングをやり天井SPの信号をそのまま持ってくるのではなく、SP配置に
合わせ最適な処理をかけるのでハイトSPでもきちんとアトモス効果がでます。
事実、視聴したなかで映画作品はやはり一番でした。まあメインchにA-S3000を
使いグレードの底上げしてるので、比較という意味では反則かもしれませんが
うちもRX-A3040導入ならこの接続ですね。
YAMAHAは今回は高い方の調音パネルACP-2 WHを手作りの台まで使い、ふんだんに
投入していました。
途中、中島みゆきのリップシンクが外れてるなと思ったらすぐに気付き、頭から
再生し直しになったりしましたが・・・
2番目はマランツのRoom9へ
天井には4本のSPが組まれていますがなぜか全体におとなしく元気が無い印象です。
パワーアンプに何を使ってたのか未確認で、天井SPがスモール設定になってたのか
もしれませんが・・・
YAMAHAのあとなので尚更、大人しい印象ばかり残りました。
続いてパイオニアRoom7
ドルビーアトモスの前に長々とBDP-LX91とBDP-LX88の比較をやってましたが途中、
映像も音声もでなくなりBDP-LX91が壊れたと騒いでましたがBDP-LX88も同じ症状で
結局、AVアンプとのHDMIのリンクが切れてただけでアンプの電源オン、オフで復帰。
フルバンドフェイズコントロールのオン、オフの効果の確認もやりました。 オンでは
それぞれの音のセパレーションが良くなり静寂感、音の位置、高さや移動の軌跡が明確
になります。
ただこの時期の製品でサラウンドバックの出力がないのは何故?
今回は2日目という事と評論家先生のイベントの時間は避けたので、どの部屋でも意外と
ベストポジションに近いところで聴けて、とても機種選びの参考になりました。
この後エプソンが180インチのスタック投射をやっており、司会進行は倉内さんという情報が
入ってたので久々に名調子の解説を聞いてきました・・・
久々の3D映像を観ました。エプソンの3Dは速い動きを除けば見易く花火が球形に見えるのは
面白い映像です。
ただ残念ながらスタックでの映像合わせは難しい様で、左側が特にずれておりスタックの
意味をわかってるマニアはいいけど一般の人はなんで左側は二重になってるのと思いそうで
ちょっと気になりました・・・
各イベントが50分から1時間近いので昼食を取る時間が無く、オンキョウは来月のイベント
予約があるのでパスして帰路に着き3:30頃ようやく昼食になりました。
追記
確認した訳ではありませんが、マランツが大人しかったのは天井SPから充分な音圧が
出てなかったのでは・・・?
というのは室内に頑丈なフレームを組んで天面の4箇所に埋め込みSPがボードに設置
されていたのですが、ほかの部分はガラ空きでおそらく背面も塞がれてなかった様な(見え
ませんでしたが)で・・・
SPユニット背面の音が回り込めば当然、前面の音は打ち消されてしまいます・・・
まあ、マランツはそんな事は百も承知でしょうから何かやってたとは思いますが・・・?