4K HDR TVを入れた為にUHD映像信号をプロジェクターとTVに分ける必要が
生じ、片方はHDR入力でもう一方はSDR変換でという事になった・・・
映像、音声分離で出力するには映像のみスイッチャーに通す必要があるが
18Gbps伝送できるものはほとんど見当たらず、プロ用かと思う様な高額な
ものしか見当たらない。
当面は諦めて分離出力せず、AVアンプのモニター出力1と2をそれぞれTVと
プロジェクターにつなぐしかない様で、今日の主だった予定が消えた?
時間をかけていた「ダイナミックレンジ変換」後の映像をいかにLS10000で
HDR映像に近づけるかの調整もほぼ完了して、この写真は調整後の写真です。
なかなかスクリーンと同じ様に撮影するのが難しいけど絶対輝度は別にして
レグザ4K HDRにそうひけをとらない? このプロジェクターでも充分HDRを
楽しめるところまで暗部諧調も白諧調も良く出て、丸められたダイナミック
レンジをかなり伸ばせたかと思います・・・
1枚の写真としてきちんと肌の諧調も作ったし、不自然なところもなくうまく
仕上がったと思います。(盛大に自画自賛しておきます・・・)
「LS10000」がバージョンアップできずがっかりした皆さんの参考にと、自分
用の記録として以下に調整データを記しておきます・・・
調整はプレーヤー側との連携が大事なので「UB900、90(他のパナ機も基本的
には同じ)」のサブメニューボタンから「映像設定」を選びます。
「解像感」 高域 +1 、中域 +2 他はデフォルト
「ノイズ低減」 ランダムノイズ 0、モスキートノイズ 2、ブロックノイズ
は0 で基本、高画質ソフトなのでノイズは調整はほどほどでいいと思います。
「輝度・色調整」 明るさ +8、黒レベル +5、白諧調 +12、黒諧調 +5 で
その他はデフォルト、黒諧調はプロジェクター側でもやるのでこの位で、白諧調
はここで効かせた方がプロジェクター側よりやり易いかと思います。
「ダイナミックレンジ変換調整」は-8で「HDRらしさ」を出す為強めにいれます。
ここから「LS10000の設定」ですがメニューボタンから、カラーモード「デジタル
シネマ」をベースにします。
「明るさ」 2、「コントラスト」 7、「色の濃さ」 0、「色合い」 3、「シャ
ープネス」 スタンダード、「色温度」 4、「肌色調整」 3、「明るさ切り替え」
高、「ダイナミックコントラスト」 高速、「レンズアイリス」は0です。
アドバンスに入り「EPSON SuperWhite」をON、ガンマは「カスタム」を選びます。
「グラフからの調整」でガンマカーブの左から-32、1、0、-4、1、4、12、25、10と
いうカーブでハイライトを伸ばし黒はぎりぎりまで潰さない設定です。
アドバンストの中の「RGBCMY」6軸補正ですがこれが難しいのであまり弄ってませんが
色相のCが「0」、彩度のCが「2」、明度のCが「1」にしてあります。
環境が変われば当然、違ってくるのでご参考までに・・・ 新しいプレーヤーが入れば
そちらも調整し直しですね。